8割妄想Blog

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2013 秋アニメ選評2

のんのんびより

  • 前クールの「きんいろモザイク」終了で、荒廃したキモヲタの心のオアシスとなってくれたその存在意義は、今期のどのアニメにも果たせぬ尊い役割。ロリ巨乳好きの変態クソ野郎筆者にとっても嬉しい作品です。
  • 特に大きな事件もイベントも何も無く、単に過ぎていく日常。しかし決して忙しなくは無く、そんな日常の中にも子供たちはたくさんの発見をし、気づかないうちに成長している。これぞTHE・田舎である。そんな田舎の小さな学校の生徒たちの日常を、都会でブヒブヒ言っているキモヲタである我々に見せてくれたこの作品には、純粋に「感謝」の念しか湧かないのである。のんびりは、感謝。
  • 背景の美しさはここ数年でも相当の出来である。むしろ実写以上に美しく強調された、青々とした草花。遠く霞む山のうっそうとした森。せせらぎ七色に輝く小川。田舎の日常と同じく清々しすぎる青空と、二度と同じ日は無い日常を示すかのような決して同じ形は無い流れる雲。そうだ、田舎行こう。

リトルバスターズ!~Refrain~

  • 1期にあたるアニメ「リトルバスターズ!」からの全ての伏線が回収され、現実の世界に戻ってくる主人公たちのハッピーエンドを描いた今作。予定され、予測されたハッピーエンド。しかし良いのだ。キモヲタはハッピーエンドが大好きである。
  • のんのんびよりにも負けない背景の美しい描写は評価できる。大きな作画の崩れも無ければ、声優の演技はピカイチ。文句の言いようが無い。
  • リトルバスターズ!」アニメ化の際に、制作会社が京アニではなくJ.C.STAFFである事に落胆したアニヲタ達も多かった。故に言わば"マイナス評価からのアニメ化"(もちろん原作はすばらしい)であったが、今~Refrain~の最終回を見終わった僕らには、当初の落胆など記憶の彼方である。(そんな京アニの今期作品は…)
  • ゲームの感動をそのままに、うまくまとめ上げた作品。構成の果たした役目には拍手を送りたい。

勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。

  • タイトルだけ見るとクソラノベ臭く、放送序盤は私もそう思っていた。しかし、回を重ねる中で、キャラクターを好きになっていった。作画も安定していたし、おっぱいもいっぱいでなんだかんだ最終回まで楽しめた。
  • ヒロインのフィオが、経済の本質に気づいた所は良かった。自分がお金を稼いで好きな物を買う。それの連鎖が経済の本質であり、他の生物と異なる、人間の社会システムの基盤である。作中でこういった描写が丁寧に成された事は、非常にすばらしい。逆にこういった描写が無ければ、TOP10入りは無かっただろう。
  • 家電量販店好きの筆者としては、ヤマダ電機をもじった『アマダ』なる作中のライバルチェーン店の登場はツボった。
  • 出演声優の顔ぶれがあまり知らない人たちだったのが良かった。何度も聞いた声だと、中の人の顔が出て来てしまうが、今作はそういう事が無く、物語に集中できた。