8割妄想Blog

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人類が向かう先とは

 最近、ゲイやレズビアンなどのセクシャルマイノリティの人がフィーチャーされる事が多い。その背景には、こうした多様な人たちを受け入れる社会が成り立って来た、つまり"ある程度の余裕"ができたからだと考えている。

 「自閉症スペクトラム障害」という言葉を聞いた事があるだろうか?今までは、自閉症アスペルガー症候群・学習障害(LD)・注意欠陥多動性障害(ADHD)などと、様々な発達障害がカテゴライズされてきた。しかし、LDだけどアスペルガーもある人や、ADHDアスペルガーを併発している人など、これら発達障害は明確に区別できず、実は自閉症を頂点とした"発達障害というおおきな括り"の中の、連続体=スペクトラムであるという考え方が出て来た。これが、「自閉症スペクトラム障害」である。実は、自閉症スペクトラムには、健常者も含まれている。例えば、「内向的な性格の健常者」と「自閉症的である人」の完全な境界線はないのである。つまり、「個性」から「発達障害」への連なりもスペクトラムであるのだ。詳しい事はググって頂きたい。何はともあれ、こういった発達障害の患者というのは近年増加傾向にある。

 不妊症に悩む夫婦が増えている。不妊症の原因は、完全に解き明かされたわけではないが、母体である女性の身体・精子提供元である男性の身体、どちらかに問題があるからと考えられる。もしくは心理的な問題もあるのかもしれない。

 

ここまで挙げた三例について共通する事は何だろうか。考えてみよう。

  • 社会の近代化と共に増えて来た、あるいは認知されて来た
  • 先進国で社会問題として問題視されることが多い
  • 子孫を残す際のディスアドバンテージ

といった所か。私は一つの大きな疑念、というか考えというか、そういうものを三例は示唆しているのではないだろうかと考えてしまう。

 

平和という生物学的に不自然な環境が、人類の変質を引き起こしているのではないか

 

先進国を中心として、人類社会は基本的に平和である。しかし、生物にとって平和とは、「不自然な状態」だ。野生動物はどうだろう?力の弱い物は群れからも見放され、捕食者の餌となる。捕食者側(例えばライオン)も、狩りが下手な個体はあっという間に餓死する。野生動物基本的人権社会保障も無い。つまり、「弱い個体とその遺伝子が淘汰される環境」こそが生物にとって自然な状態なのだ。しかし、「平和という不自然状態」を確立してしまった人類においては、それが破られる。つまり、淘汰されるべきであった遺伝子が生き残り、生物としての大切なモノ=生存本能が失われて来ているのではないだろうか。さもすれば、発達障害や通常とは異なるセクシャリティを持つ人類が生まれて来ても不思議ではない。たとえばゲイやレズビアン同士のカップルは子孫を残す事は不可能だ。これは、「子孫を残す事に意義を持たない人類」が出て来た、とも考えられる。不妊症についても同様だ。生物の身体的・本能的機能としての生殖能力が退化しているとも思える。

このような恐ろしい考えを私は抱いているのだ。全く的外れである事を願うばかりだ。

ちなみに私は、セクシャルマイノリティや自閉症スペクトラムなどについての偏見等は持っていないつもりであるし、優生学的な思想も持ち合わせていない。単に、"ふと脳裏をよぎった恐ろしい考え"でしかないのである。